ワレンベルグのパート生活(脳梗塞の狂想曲)

ワレンベルグ症候群(脳梗塞の一種)の後遺症に抗いながら再就職、パート勤務

三連休出勤、想定内の大敗、想定外の事件、脳梗塞の狂想曲

概要

7/15〜17の3連勤、18日休んで、7/19〜7/21にまでの三連休も3連勤。

三連休には、参議院選挙では政局も大慌ただしく動き、自身も学校夏休み開始に合わせた子ども向け施設イベントで忙しく、まぁ、想定内と想定外があった。

(上記夏期特別休暇は7月初に取得しておいて、正解だった)

2022年大晦日脳梗塞(ワレンベルグ)で入院4ヶ月、本家ブログはこちら脳梗塞 ワレンベルグな日々。
退院後しばらく自宅療養。2024年4月より役所の出先機関(とある施設)でのパート事務職員(公務員扱い、一年契約)。脳梗塞の手強い後遺症と向き合いながらのパートも何とか一年継続し2年目突入。
還暦目の前、ぼちぼちゆる〜く、南国の古い田舎の家での夫婦二人田舎暮らし。

先週7/14(火曜)からの1週間を振り返る(想定内)

いつも通り、月曜の施設休の後の火曜から始まるマイカレンダー
7/15(火)〜17(木)の3連勤のあと、18日(金)の休み、そして巷の三連休、
7/19(土)〜7/21(月)を3連勤して、今日火曜(7/22)が施設休の変則カレンダー。

土日月の三連休に3連勤という、施設勤務の変則週休二日ならでは、というか、この時期に始まった夏休みの子ども相手のイベントが重なるので、何となくこういう勤務カレンダーになる。その三連休に忙しくなるのは、まぁ想定内だし自分の担当業務の範疇でもある。
なので、三連休の前日金曜に休日を取って(三連休に備えて)いたのだが、その日から、予想以上に忙しくなったらしい。
その日は夏休みが始まり、週末が重なり普段より忙しい時に、さらにさらに想定外の欠勤者が重なって、大変だった!と19日の出勤時に聞かされた。ただこれはどうしようもない。

想定外、脳梗塞後遺症の危うさ

そして、三連休(土日月)出勤は、土曜が出張イベント設営、日曜が施設イベントの担当、そして最終日月曜は、遅番10:00〜で、外部講師の大きいイベントが午前にあった。
いわゆる、イベント連荘となって、最終日月曜は少し(肉体的というか精神的に)疲れていたかもしれない。起床時、左瞼が重いというか、瞼の開きが鈍かった。
その最終日勤務中、少し体に異変が起こった。出勤後しばらくして、急遽イベントに参加せよという上司の指示で別室のイベント会場に移って座って聴講していた。空調がバッチリ効いた部屋で、しばらく聞いていたがまず体が冷え眠くなったあと、持病である顔左こめかみが痛み出したのだった。これまで勤務中にその痛みが強く襲ってくることはほとんど無かった。想定外の異常だった。

これはマズいかもと、痛い左こめかみをさすりながら退出した、周囲に事情を説明したらすぐ休みなさいと言われ、事務所で5分ほど体が温まるように待機。脳梗塞明けであることは職場の上司は勿論、多くの職員に伝えてあったから、皆に心配をかけた。
横になるほどの不調ではなかったが、こめかみの痛みは昼までには引かなかった。13時〜14時のお昼休憩(に外に駐車の車内で昼食)で回復し、閉館の18:00まで通常勤務した。

恐らく、顔の冷えと聴講時に前屈みのやや屈曲姿勢を取りつづけたことで、血流不調が重なったのだろう。その日は朝から快晴で、遅番の出勤の頃は既に暑かった。Tシャツ一枚で出勤、強冷房下の業務を全く想定せず薄着だったことや聴講時温度変化が大きすぎて、体がついていかなかったこともあるだろう。
やはり、体調が戻ってきたとはいえ、普通ではないということは頭に入れて、注意したり季節がら無理をしないことだろう。

想定内の大敗、想定できなかったの? 原因を一言で言えば、

その三連休の中日は、参議院選挙の日でもあった。想定内の自公大敗であった。
大方の思惑どおり、自公与党は見事に大敗し、過半数を割り込んだ。衆議院に加え参議院での過半数割れは、日本の戦後政治史上初めての事態とのことらしい。

自分も投票日20日は出勤予定日であったので、15日の勤務後に期日前投票した、
反自民/反公明の意思表示を示した一人だ(どちらの野党に投票したかは、敢えて書かない)。

 自民公明は、暮らしの苦しさ・政治への怒り・不誠実さに鈍感すぎた
 そのツケが一気に噴き出した 

というのが AIの模範解答だが、もうすこし詳細にかけば、

これまで広がっていた政治への諦め感が、野党の奮起、SNS戦略等によって「何かが動くかもしれない」という空気があった。政権交代までは行かないまでも、諦めから期待、その兆しは確かにあった。
立憲民主党だけはやや波に乗り遅れている印象もあるが、それでも全体として、政権への対抗軸、――いわば「変革ムーブメント」ともいえる風が吹いた。
今回の投票率の上昇は、それを裏付ける現象のひとつであると見ている。

そうした背景には、これまで自民党に対して抱かれていた漠然とした不満の蓄積がある。
多くの不平不満、窮状を訴える人々が政府に期待して実際目にしたのは、安心な明るい未来ではなく、裏金問題、物価高への無策、米不足への甘い対応、さらには大臣の失言等、まさに金に汚れた政治、金で動く政治家そして、善悪を曖昧にしてきた政治家が支配する闇の深さ。
将来への絶望感、諦念を若者がもし抱いているとすれば、それは、公を前にして悪い事をうやむやにし闇から闇へ、都合の悪いことは先延ばし、言い訳言い逃れが国政でまかり通ってきたからだ、と言ったら言い過ぎだろうか。
そして、多くの人にとって、昔に比べ便利だが生きづらい世の中になったのは間違いない。
さすがに、ふだん政治に無関心だった人たちですら、モヤモヤし「現政権では何も変わらない=今日明日の不安」を抱いていたのだ。そして選挙に思いが託され、想定の結果となった。

首相も幹事長も、この選挙結果を想定できなかったというのであれば、その時点で責任者としては終わっている。危機意識がないと言われても、反論はできないはずだ。
もちろん、ここに至って何をどう手を打とうが、結果が変わらなかった可能性もある。だが、そんな人たち、そんな政党に、国の将来や舵取りを任せておいて 日本という国が、国民の生活が今より良くなるわけがない――そう感じたのは、政治に明るくない自分ですら同じであった。

「政治の空白期間がどうのこうの」と言っている首相だが、想定の甘さ、危機意識の欠如、さらには選挙大敗の責任の取り方までもが、うやむやで先延ばしに見えてしまう。
繰り返しになるが、政権が交代したわけでもないし、老害多き政治家が駆逐されたわけでもないので、世の中がガラッと良くなることはないという想定は、外さないで生きていかないといけない。

三連休後の平日1日休みは、イオンが実は最適解と思う理由

嫁は三連休だったが、今日22日も休みとのこと。三連休のすれ違いを今日埋め合わせる。
しかし、今日は朝から殺人的な陽射しの南国、炎天下であまりうろうろしたくない私。目的地は、隣市のイオンの一択。平日の客が少ないイオンこそ、穴場。

昼食から、エンタメ、買い物までワンストップ!
しかも、ここは、駐車場も立駐で陽が当たらない。平日はまさに楽園。

タリーズでさえ、昼食時にガラガラ。淹れたてのたっぷりのコーヒー飲んで、ゆったりとした時間を感じる。
土日祝日出勤の後の、ささやかな平日1日しかない休み。ゆっくりしたいのだ。疲れたくないのだ。買い物だってここまで来て、全くしないわけにいかないのだ。
不味くはないパスタにたっぷりのコーヒーのセット1200円程、少し贅沢な気もするが、何ヶ所も場所を変え移動する時間、燃料節約や人とクルマへの暑さ、疲労対策への解がここでのワンストップショッピングである、この灼熱地獄の日中、それは十分価値がある。こういう一見高く付いているようなことが、多角的、長期的に見て最適解と分かって利用すれば、いいのだ。

働くことばかりに囚われ、休みも気分転換出来ず、挙句病んでしまっては元も子もない。疲労を抑え、支出も抑え、適度に気分転換のできる休日の過ごし方。すれ違い夫婦が月に一度か二度という頻度の利用なら、知れている。

そうは言っても、誘惑が多いモール、、無駄使いをしないよう余計なモノは見ない、でも犬猫のショップをはいつも見に行く。(飼えないのに)冷やかしにいくが、ガラス越しの値段がつけられた小さな生き物に癒やされにいく、ただで。
生活・食料の買い物は、トップバリューブランドでコスパもいい。例えば、

愛用のボディソープ、匂いもいいし安い。

イオンのプライベートブランド、なかなかである。節約倹約家の御用達のひとつである。
(別の隣市のイオンには置いてなかったのでまとめ買いである)

イオンでも後遺症にヒヤリ、想定していても、、

帰り道がてら、安いアイスでも買って・・ということで、冷凍食品売り場で品定めしていると、おっと、顔の冷え再発! 目の周りが冷えて少し痛くなる。
脳梗塞の後遺症で 目や目の奥が冷える感覚が分かるヒトがいるだろうか?)
冷房対策に、薄手のパーカーを一枚、羽織って来てはいた、首や後頭部を覆って冷えを抑えていたのだが、やはり冷凍食品売り場は、冷え方が段違いなのだ!
ここには長居無用だ。君子危うきに近寄らず。さっさとレジへ急ぐ。


こんな感じで、おそらくずっと抱えていくだろう後遺症、明るい未来はこの国に、こんな自分らのようなパート暮らしの夫婦にもあるだろうか?とふと。
まぁ少なくとも、政治が明るい未来を作っていくという想定なんて、あるわけないよなぁ。
健康もそうだが、公的制度の年金も不確定要素が大きいし自己防衛、、慎ましく感謝を忘れず地道に生きていくしかない。

想定内だろうが外だろうが、今の課題を先送りし何もしなければ、何も変わらない。しかし少しずつでも対策を愚直に積み重ねた後に、得られる何かに期待する生き方。困難に多少なりとも抗う生き方が好きだ。


脳梗塞の狂想曲はつづく。