ワレンベルグのパート生活(脳梗塞の狂想曲)

ワレンベルグ症候群(脳梗塞の一種)の後遺症に抗いながら再就職、パート勤務

師走の足音、残す足あと、脳梗塞から24ヶ月

概要:

12月もあれよあれよと6、7日が過ぎる、朝の気温もデフォルトが6、7℃だ
師走ともなれば冬の気配、ドドっという駆け足の足音が聞こえそうだ。

鹿児島の、さらに田舎の山間部、朝、散歩道の脇の畑に小動物の足跡
きっと夜の闇に紛れて、エサを探し求めて、イノシシ兄弟が畑を歩き回っていたんだろう、その足あとは、寒空の下、生き抜く生き物の厳しい営みの足痕
自分も今年、脳梗塞後に失った仕事を何とか再び得て、もがいた一年の足跡
いや足痕、師走に振り返る。

2022年大晦日脳梗塞(ワレンベルグ)で入院、本家ブログはこちら脳梗塞 ワレンベルグな日々

結果、無職となり再就職が果たせたのは、今年2024年2月14日から、そして3月末で契約満了。
4月より役所の出先機関(とある施設)でのパート事務職員(公務員扱い、一年契約)。

12月もあれよあれよと6、7日が過ぎる、朝の気温もデフォルトが6、7℃だ
さすがに師走、鹿児島が(冬でも)温暖なのは昼間だけ、確かに今日は15、16度まで上がった、が、冬の朝の寒さは普通。このところ厳しい、今年はついこの間まで、暖か過ぎたのだ。
本格的な冬の訪れ、ドドっと駆け足でやってきた、
足音が聞こえそうな師走。

鹿児島の、さらに田舎の山間部、キーンと冷えた朝、散歩道。脇の畑に小動物の足あと
この前、仕事帰りに見かけた、ウリ坊イノシシの子)たちがこの辺りに来たのか? 
遠くの茂みの中から、複数の足跡が交差する、仲良くじゃれ合ってる?
いや、今は冬。
闇夜に紛れて、その兄弟が小さな歩みで、エサを探し求めて、
歩き回っているとすれば、その足あとは、寒空の下、生き抜く生き物の厳しい営みの足痕なのだ、そんな師走の朝。

自分も今年は就職し、ようやく社会生活の足跡を残せた年、その最後の月、師走に入る。

もう一つのはてなブログにも書いたが、脳梗塞発症から2年が過ぎようとしている今。
8ヶ月前、今年の4月に何とか果たせた再就職。
仕事は最初は大変で、どうなることかと思ったが、こうして師走の今も勤めが続けられている、この縁と幸運に感謝。退院から一年かかった。社会復帰の始まり。

パート勤務の事務職・・脳梗塞明けでも何とか勤まるだろうとタカを括っていた。しかし、、
最初は慣れなかった。机もメールもないパート職、残業がない職場、土日勤務ありの変形週休2日、月次の勤務予定表でシフト勤務も組まれる、全てが初体験だった。
曜日、時間帯で持ち場がローテし、いろんなことを覚えてこなさないといけない。時間になれば次の仕事が待っている。悩んだり、考え込む暇もないくらい、ありがたいくらい仕事が次々ある。ひとつ覚えた気になっていると一つ抜ける、物覚えの悪さにもがいていた、ひたすらメモが頼り。

メモが離せない日々、苦労の日々。手帳に残したメモは、苦労と苦悩の足あとにも見える、そんな日々も気がつけばもう師走。

後遺症に悩まされ、抱えつつも再び社会に飛び込み、まだまだなところも多いが職場にも少しずつ溶け込み、チームワーク、職場で働く同僚に助けられた、自分なりに頑張れた、そう思える今年一年。