概要:
この金曜から月曜のカレンダー、普通のヒトと違う。マーベリック。
金曜の休みのあと、土日出勤で月曜休み。その月曜は、嫁さんの誕生日だが彼女は出勤。独りの休日は、出かけるか、本読みのつもりだったが、録画のトップガン・マーベリックを視て、心底ハマる。出かける足が止まってしまう。
2022年に大ヒットした時、自分は前職の3年目だった、いい仕事、いい上司に恵まれたが、脳梗塞に倒れ、5年の任期を前に3年目で退職。人生は思い通りにいかない。
退院後も後遺症の痛みやふらつき、再就職出来たが、安い給料に耐える日々。
でも、年に一度の誕生日、ケーキを奮発。嫁さんのため。
2022年大晦日に脳梗塞(ワレンベルグ)で入院、本家ブログはこちら脳梗塞 ワレンベルグな日々
結果、無職となり再就職が果たせたのは、今年2024年2月14日から、そして3月末で契約満了。
4月より役所の出先機関(とある施設)でのパート事務職員(公務員扱い、一年契約)。
いささか狂気の大統領選が過ぎ、あの大国の行く末はどうなるのだろう?と思っていたが、こういう凄い映画が作られるところは、やはりアメリカ、マーベリックだ。
何かが違う、この金曜から月曜のカレンダー、普通のヒトと違う。変則週休二日。
たまたまの金曜の休み(変動休み)のあと、土日出勤で月曜休み(施設休館の固定休)。
土日の出勤の両脇の日が休みなのだ。
その月曜は、嫁さんは誕生日だが出勤、彼女は普通のカレンダー、土日休みの月〜金出勤、見事にすれ違い。でも、脳梗塞後に働けるだけでもありがたいのだ。
彼女を送り出すときに、誕生日のケーキを買ってきてね!と念を押された。
月曜、独りの休日は、出かけるか、本読みのつもりだった。天気がすこぶる良かったので、11時に軽く食べて、そのまま隣町まで何気に出かけるつもりだった。
が、見はじめた録画のトップガン・マーベリックを視始めて、止まらなくなり、予定変更。
ちょいと前の金曜ロードショーの録画、地上波初放送。前評判は知っていたが自分には今まで見た中の3本の指に入るくらい、面白かった。
そのマーベリック(独自路線を行く、一匹狼の意味らしい)、トップガンの2作目だが、2022年公開、大ヒット、コロナでの影響をモノともせず、だ。そりゃそうだ。
2022年といえば、2年少し前、まだ北陸の地元でやはり事務職(県の公務員嘱託)だったころ。とても良くしてくれた同じ係の係長(同年代)がメンバーに、「良かったよ、絶対見に行って損は無い」と言っていたのを思い出した。病気さえなければ、その職場で来年の3月まで5年の任期を勤め上げる予定だったが、3年弱、道半ばにして倒れた。人生は変わった。
その年の大晦日に、自分は突然、脳梗塞にかかり、翌2023年を救急病院のベッドで迎え、そのまま、事務に付くことなく3月末に契約終了退社。まだ入院リハビリ中だった。
最終的に何とか運良く、体はかなり戻り、4月末には退院できた。そして、体力さえつけば働ける、復活するというシナリオ、しかしそこから一年働けなかった。
退院後の療養期間は思いの外、かかった。退院後に強くなった後遺症の痛みや治らないふらつき、度重なる就職試験での不合格、フルタイムの週休2日職は難しかった。
そして、今は鹿児島の地で、後遺症と向き合いながら、新たな職に就いて7ヶ月目。
自分が主人公の人生は、映画と違い、描いたシナリオ通りにはいかない。
映画の話に戻るが、こういうダイナミックな国を超えた戦いの映画はやはり、アメリカだ。戦闘機の映画だし、異国の違法な核施設を戦闘機で叩くというコマンドはやはり、アメリカでしかシナリオとして成立しない。
戦闘機のドッグファイトのシーンが特に凄くて、迫力と臨場感が(テレビ録画であっても)凄い。実写が迫力を作る。2回も視てしまった。おじさん的にグッと来た。
それだけでなく、第一作1986年公開はそんなに記憶が無い自分だが、この作品がオマージュしているのが何となく分かる。そして適度にちりばめられたロマンス、家族、若きパイロットと向きあう老いてもなお現場一筋のパイロット、マーベリック、演ずるトムはカッコいい。。
まだまだ書き足りないのでまた、別の記事に。
3時過ぎに、慌てて、約束のケーキを買いに市内のお店へ。ついでにガソリンを入れ、コスモスで酎ハイ500mlと朝食のバナナを買ってまっすぐ帰宅。4時前には戻って来て、少し読みかけの本を読み、6時前に1人の夕食をチャチャっと作る。そして食べ終えて待つ。
嫁さんは、実家に寄って義母の夕食を作って一緒に食べて、7時に戻って来た。
さっそく、ケーキ攻め。
まずは、紅き苺が魅惑的な、甘酸っぱさが絶妙なタルト。
次も控えている。この秋の栗、モンブランは外せないでしょう。どうだ、参ったか。
安月給でも、年に一度で張り込んだ、2人でこんな贅沢な誕生日ケーキを食べれる幸せ。
続く